カテゴリ:生活や行事の様子
文字や数にかかわる感覚を豊かに育む幼児期
先日、江東区連携教育の日がありました。
江東区では、近隣の中学校・小学校・幼稚園・保育園の教員が集まり、0歳から15歳までのこどもたちのよりよい成長のため連携を図っており、年に2回合同で研修を行っています。
緊急事態宣言中のため、オンラインで、幼稚園、小学校、中学校それぞれ取り組んでいることを発表し、本園は、就学前教育スタンダードの「数や文字に親しみをもつ」という項目について発表しました。(~一部抜粋~)
幼児期は、体験により、文字や数への興味や関心を広げ、感覚を豊かにしていくことが大切です。
たとえば、お店屋さんごっこの遊びでは…
品物を数えることで数の感覚、看板やメニューをつくることで文字を利用、積み木で構成することで立体図形への感覚、品物の長さをそろえることで長さの感覚など、文字があることで伝わること、必要感をもって数を数えることなどを体験します。
また、保育室の文字環境として、表示には、文字だけではなく絵や写真などを添え、個人差に応じた配慮をしたり、かるた遊びやかるたづくりなどでも関心を広げます。敬老の日のハガキづくりやお手紙ごっこなどで、自分の気持ちを届けます。
幼児期は、遊びや生活の中で、文字や数への興味や関心を広げ、文字や数にかかわる感覚を豊かにすることが、小学校以降の国語や算数などに取り組む基礎になっていると考えます。
公開日:2021年02月05日 15:00:00
更新日:2021年02月12日 17:27:38